9月5日。
2学期が始まり、またロバと羊を上越教育大学附属小学校に届けてきました。
私のトラックが到着すると、心待ちにしていた児童たちに取り囲まれました。
トラックから4頭の羊をそれぞれ1年1組の児童が降ろしてくれました。
ここで一句!
「メーメーに 羊を降ろす 児童かな」
次に2年1組の児童たちがポコとポーリーを降ろしてくれました。
羊たちはすぐに散歩をしてもらい、伸びた草を美味しそうに食べていました。その後羊の身体を水洗いしてもらっていました。
ロバには児童たちが植えて育てたニンジンを抜き取り、早速食べさせていました。ロバはみんなからニンジンをもらうものだから食べるのに必死でした。
先生に鞍をつけてもらったら、児童たちは手慣れたもので自分たちで交代しながらロバに乗って楽しんでいました。
これは決して休憩時間の遊びではありません。
ちゃんとした授業の一環なのです。
この学校はチャイムもありません。
児童たちはのびのびとしていて、昨今のご時世には珍しい子供の姿を見せてもらったような気がします。
こんな学校が増えてくれたら現代の深刻ないじめ問題、不登校、引きこもりなどが減るのになーとつくづく思いました。
ぜひこの学校のホームページを一度ご覧ください。
http://www.juen.ac.jp/element/
上越教育大学附属小学校
広報担当 藤原直樹