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初乗り

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今年の3月から自馬会員になったTさん。
自分で仔馬から調教したいと志願して生後1年になる馬を愛馬に選びました。
通常、乗馬クラブでは若くても3歳以上の調教が入った馬を持たされます。もちろん危険だからです。
しかし私どもの牧場の考えは馬は単に「乗るだけの道具」とは思ってはおらず、「相棒」と思っているので仔馬から持ってもらったほうが楽しめていいという考えです。
「友達」とよく言われる方がいますが、馬の場合「友達」ではいけないのです。
必ず上下関係をきっちりつけないと馬は特に頭のいい動物ですから人を見て自分より格下の人間と判断したらなめてきます。
ですからスエトシ牧場では全く人間の手がかかってない仔馬でも自分で調教をして自分自身で乗ってもらう喜びを味わってもらってます。
Tさんは愛馬を三カ月かけて空いている日に牧場に通い、出来るだけ接触して顔を覚えさせて、根気よく初期調教を私のマニュアル通りにやってくれました。
そろそろいいでしょということで、本日初騎乗いたしました。
乗馬経験者ならこの瞬間がいかに大変なことで危険ということが分かってもらえると思います。
最初は私も手伝い、鞍の上に腹ばいになり引き馬で何周も丸馬場を回り、タイミングを見計らってまたぎました。
馬は最初、今までに経験のないことをされた為、目を見開いてあたふたしましたが、信頼関係だけを3カ月かけてやってきたので馬も親にあたるTさんの指示に従うようになりました。
私も途中から馬を信じて引き綱をはずし、馬とTさんだけに託しました。
今日のところ、静止と発進と常歩(なみあし)、だけ覚えさせ終わりました。
Tさんにとって今日は忘れられない一日となったでしょう。
おめでとうございます!

「きむすめに 誰もが望む 初騎乗」

*雄馬でした^_^;